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コンドウ歯科からの最新情報一覧

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2024 / 01 / 18
根管へスムーズにアクセスするには、Xゲーツと呼ばれるゲーツドリル、プロテーパーゴールド SXなどの器具を用います。
操作はブラッシングモーションで行います。
根管へのアクセス
模式図左側:緑の円内の張り出した象牙質を除去 模式図中央:ゲーツドリル 模式図右側:プロテーパーゴールドSX
エンド三角という根管口付近の張出した象牙質を、器具で除去することにより、ファイルが真っ直ぐに入るようになります。
このようなストレートラインアクセスの操作を行うと、根管の明示と、根尖方向への緻密な治療を可能にします。

2024 / 01 / 04
歯の小さな詰め物には、「コンポジットレジン」と呼ばれる歯の色調に近似する審美性に優れた材料を用います。
強度とツヤを得るために、シランカップリングという技法でレジンモノマーとナノフィラーという性質の違うものが混ぜ合わせてあります。
コンポジットレジンは審美的な充填物
写真左上のシリンジからは、ローフローのコンポジットレジンが排出されています。
審美性に優れた充填物の要件は、自然な色調で修復できる、低吸収性で着色しにくい、ツヤが維持できる、高い強度と優れた耐摩耗性があるなどです。

2023 / 12 / 21
インプラント周囲炎は、歯周病と同じ細菌感染症の一種で、歯面に付着したプラーク(歯垢)が原因で起こります。
インプラントの周囲粘膜で炎症が起こる「インプラント周囲粘膜炎」から炎症が歯肉から歯槽骨にまで広がった「インプラント周囲炎」へと進行していきます。
インプラント周囲炎は予防が大切
歯肉の腫れや出血、歯周ポケットの形成、インプラント埋入部分からの排膿、歯肉の退縮、インプラントのぐらつきへと症状が進み、放っておくと徐々に動揺度が高くなり抜けてしまいます。
予防は、歯磨きによるプラークコントロールの徹底、残存歯の歯周病治療と管理、全身疾病の管理(糖尿病や骨粗鬆症などのコントロール)が大切で、喫煙などの生活習慣を見直しましょう。

2023 / 12 / 16
2023年12月28日(木)~2024年1月4日(木)まで休診とさせて頂きます。

2024年1月5日(金)より通常診療を致します。

皆様には大変ご迷惑をお掛けしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

2023 / 12 / 07
歯周治療の原則は、歯周病を引き起こした原因および増悪させた因子を解明して、除去することです。
プラークコントロール( 歯周病原菌を含むプラークの除去 )の徹底、プラークリテンションファクターの除去をすることです。
プラークリテンションファクターとは、プラークを取り除きにくくする因子のことで、歯石、辺縁不適合な充填、歯並びの悪さ、補綴物や歯肉の形態異常などです。
全身的なリスクファクター( 免疫機能を障害するような持病の治療、喫煙、ストレスなど )を取り除くことも大切です。
歯周基本治療でプラークや歯石を取り除きます
緑矢印はプラーク、紺矢印は歯肉縁下歯石、ピンク矢印は歯肉の腫脹です。
プラークや歯石を徹底的に取り除き歯肉の炎症を抑えていきます。

2023 / 11 / 23
叢生とは、デコボコの歯並びのことです。
アゴのサイズの中に歯が並びきらず、重なり合ったり、飛び出したり、引っ込んだり、ねじれたりしています。
見た目が悪い、歯ブラシが届きにくいため虫歯や歯周病のリスクが高くなる、咀嚼機能や発音に影響が出るなどの症状があります。
叢生(そうせい)の矯正治療
治療方針は、スペースを確保して歯列を整えます。
臼歯部の遠心移動(奥へ移動)、歯列の拡大、IPR(歯を薄く削る)などを行います。
さらにスペース不足が著しい場合には、抜歯症例となります。

2023 / 11 / 09
根管が狭窄していたり、屈曲したりしている際、スムーズに根管形成を行うために「グライド」という潤滑剤を用います。
根管治療に使う潤滑剤「グライド」
15%のEDTAが石灰化した根管壁等を軟化・中和することにより、拡大形成の際にインスツルメントへの負荷が減少します。
キレート効果によりスメア層の除去の他、石灰化した根管の拡大が容易になります。
水溶性のため、処置後の洗浄も容易になります。