診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:30~12:30 | ● | ● | ● | / | ● | ● | / |
14:00~18:30 | ● | ● | ● | / | ● | ● | / |
インプラントを埋めるのには、専用のエンジンを使用します。
エンジンは、最低速度(25rpm)で トルク値を 35N(ニュートン)に合わせます。
ゆっくりと注水下でインプラントを慎重に埋めていきます。
微調整は、手動でトルクレンチとサージカルドライバーハンドルを使って正確な位置まで埋まるように行います。
A インプラント、B インプラント ドライバー、C エンジン です。
歯の根の治療である根管治療(歯内療法)は、歯髄が炎症や感染を起こした時に必要になります。
原因は深い虫歯、歯の亀裂、外傷などです。
歯内療法の「三種の神器」といわれる「マイクロスコープ」、「NiTiファイル」、「歯科用CBCT」の普及で、これらを使いこなすことにより、再治療などの頻度を格段に抑えられることが出来ます。
当院使用のパナビア V5は、高い接着性と優れた審美性を持った接着剤です。
特に、オールセラミックの接着に用いています。
1. セラミック プライマー
シランカップリング剤とリン酸エステル系モノマーMDPを含有することから、陶材、シリカ系ガラスセラミックス、CAD/CAMレジン、ハイブリッドセラミックス、ジルコニア/アルミナ、金属の前処理材として有効です。
2. パナビア V5 ペースト(オートミックス型)
色調安定性に優れた5色のセメントペーストです。
デュアルキュア型のユニバーサル、クリア、ブラウン、ブリーチと化学重合型のオペークの計5色の色調があります。
3. パナビア V5 トゥース プライマー(セルフエッチングプライマー)
支台歯の前処理に使用します。
MDPが配合されていることから、歯質だけでなく、レジンコア、非貴金属コアの処理にも有効です。
4. K エッチャント (リン酸エッチング材(リン酸35%))
エナメル質や補綴物のエッチング処理に使用します。
自費治療で使われる被せ物です。写真の下は歯の表側、上は歯の裏側です。
Aは、メタルボンドです。陶材焼付鋳造冠と言い、金属製のベースをセラミックで覆った歯の被せ物です。金属部の強度はありますが、歯の付け根に黒ずみができるのが難点です。最近では、耐久性が高いセラミックの登場で使用が激減しました。
Bは、ゴールドクラウンです。周りの歯や歯茎にも適合性が良く、長く安全にご使用いただけますが、金属なので審美性に欠けます。
Cは、オールセラミッククラウンです。すべてがセラミックで出来ていて審美性に優れ、金属アレルギーの心配もありません。金属類を使用するメタルボンドと違って、全て光を透すセラミック材料で出来ているので、天然の歯に近い透明感のある仕上がりになります。
骨造成は、インプラントを埋めるための骨が不足する場合に行われる方法です。
炎症を繰り返して抜歯した部位では、歯の周りの骨が溶けているケースが多く、「GBR法」により骨を補填します。
自家骨や人工骨、他家骨などを補填してメンブレンで覆い治癒を待ちます。
写真のように初期固定が取れる場合には、インプラントを埋めるのと同時に骨造成を行います。
歯列矯正を行う際には、咬み合わせの配慮も必要となります。
インビザラインを使った矯正治療では、クリンチェックというシミュレーションソフトで上下の歯の接する点(咬合する範囲)が緑色で示されます。
もし強く当たりすぎる場合には赤く表示されます。
コンピュータの仮想空間上で理想の咬合接触状態を作り出し、その状態のマウスピースを作り出すことで、
理想の咬み合わせになるように矯正治療で導いていきます。
歯周炎が進むと次のような症状が見られます。
1. 根元が出て、歯が長くなる。
2. 歯の間に隙間ができる。
3. 動揺が出てくる。
4. 歯並びが乱れて、出っ歯気味になってくる。
5. 歯肉の腫れを繰り返すが、しばらくすると気にならなくなることが多い。
歯周組織の量が失われて、レントゲンでは歯槽骨の吸収が進んでいます。
歯周基本治療、咬み合わせの改善、ケースによっては歯周外科などの処置も必要になります。