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口腔外科でできること
親知らずなどの抜歯、歯根端切除術(外科的な根尖病巣除去)、インプラント治療や前処置としての骨移植、テントスクリュー+チタンメッシュを使ったGBR法、歯肉の移植処置(結合組織移植術CTG、遊離歯肉移植術FGG、歯肉退縮にはVISTAトンネリングテクニック)、抜歯窩保護手術(メンブレンや骨補填材を使った抜歯創面保護、感染予防、骨量保持)、歯周外科や歯周形成外科、歯周再生療法、外傷による歯牙脱臼、歯牙破折、顎関節脱臼、口内炎処置、ドライマウスの相談、お口の中の炎症による腫れの処置(膿瘍切開、消炎処置など)、舌の異常、顎関節症、アゴの痛みで口が開きにくい時の処置などがあります。
※骨造成には、チタンメッシュ(三次元の骨形態の付与、インプラントカバースクリューで固定用)、OSSIX(吸収性膜)、Cytoplast(シトプラストは開放創に使用できる非吸収性膜)等のメンブレンを使ったGBR法があります。
インプラントやGBRの際には、抜歯窩の掻爬や骨面に残った上皮を丁寧に取り除くことが大切です。 医科歯科連携による周術期口腔機能管理にも取り組んでいます。 ※GBR法(骨の高さ・厚み不足の時に行う治療法の一つ)は、創面のテンションフリー、ファーストクロージャー(初期閉鎖に伴い達成できる1次創傷治癒)、スペースメーキングが重要です。
親知らずの抜歯
親知らずは抜歯?
トラブルの多い親知らず
最後方部にある親知らずは、萌出スペースが少なく斜めや横向きになることが多い歯です。
歯磨きが上手くできず、むし歯や歯周病のリスクが高まり、歯並びが悪くなったり、顎関節症の
原因ともなります。しかし、正常な方向に生えていれば必ずしも抜歯の必要性はありません。

■ もし水平埋伏智歯(横向きの親知らず)を抜く必要が出たら、その方法は?
歯肉の腫れが繰り返す、前歯まで歯並びを乱してしまう。
上下の親知らずが揃っておらず片側の場合には、伸びてきて咬み合せを乱すこともあります。
この様な場合には抜歯の対象となります。
- 1. 麻酔・切開して歯の一部を出す
- 2. 歯の頭の歯冠部を切断して取り出す
状況に応じて周囲の骨を除去する - 3. 歯根部を取り出す
- 4. 縫合です。
- 親知らず抜歯 ▶ 詳しくはこちら
顎関節症
「顎関節症」は、 耳の前にあるアゴの関節、それを構成している骨や関節円板、咀嚼にかかわる筋肉や靭帯などのバランスがくずれることによって発症します。
日本顎関節学会の定義では、
「顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節(雑)音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靱帯障害、関節円盤障害、変形性関節症などが含まれている」 というものです。
- ■ 症状
- 1.「カクカク音がする」 顎関節雑音
アゴを動かすと、カクカク、ゴキゴキといった音が出る。 - 2.「アゴが痛い」 顎関節痛
口を開けようとするとアゴの関節、頬の筋肉、こめかみなどが痛い。 - 3.「口が開かない」 開口障害
口が大きく開かなかったり、アゴの動きがおかしい。
※ 口を大きく開いた時,人差し指から薬指を並べた3本指を縦にして入ったものが、
顎関節症になると、1横指半程度の開口度になってしまうことがあります。
- ■ 原因
- 顎関節症の原因は、「多因子病因説」だと言われています。
関節や筋に負担のかかる様々な要因がいくつも集まって負担が大きくなり、その人の持っている耐久力を超えると症状が出てきます。 - ・咬み合わせが悪い
- ・歯列接触癖や片側での咬み癖などの生活習慣
- ・精神的な緊張の継続
- ・アゴの関節や筋肉の構造が弱い
- などの複合要因が関係しています。
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