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歯並びや咬合機能を考慮した名古屋市天白区の矯正歯科

クリンパブルフック矯正

診療案内
Diagnosis and treatment guide

クリンパブルフックとは

クリンパブルフック矯正とは、アーチワイヤーの任意の位置にフックを装着して、ワイヤーをエラスティックで牽引することができる矯正方法のことです。
フックの高さを選べるタイプや白いエステティックタイプ(白すぎない落ち着いた色味でホワイトコーティングされている)もあります。
クリンバブルフック
このタイプのクリンパブルフックは、2段階にエラスティックを取り付けることが出来ます。
青の矢印部にエラスティックをかけることにより、歯の移動をします。
力の加わる位置が変わると、歯の移動の方向も変える事が出来、歯体移動、傾斜移動をコントロールできます。
エステティック・クリンパブルフックという、白色の審美的なフックも登場しました。
ホワイトコーティングされたクリンパブルフック・タングステンタイプ(TP Orthodontics Japan)は、白すぎない落ち着いた色味でコーティングされ、内側表面のタングステンカーバイド粒子がワイヤーに食い込んでガチっとロックします。

クリンパブルフックリンガル(JM ORTHO)は、アンカースクリュー使用時に便利な、.032"×.032"の角ワイヤーのロングタイプのフックで、.016"×.022"〜.018"×.025"のワイヤーに使用できます。
舌側矯正(裏側矯正)用のクリンパブルフックリンガルというものもあり、016"×.022"〜.018"×.025"のワイヤーに使用できます。

フックの取り付け方

フック部を専用のプライヤーを用いて、アーチワイヤーにクリッピング(かしめる)します。
専用のクリンパブルフックプライヤーを使ってアーチワイヤーの任意の部位にフックを装着できます。
専用プライヤーの先端は、一方が三角形の山型になっているため、かしめた時にワイヤーをグッと押し上げ、内側にあるリブを潰すことで、確実に固定することが出来ます。
手技が容易であるため、短時間で矯正装置の施術が終了します。

使い方

パワーチェーン呼ばれる連鎖のゴムをフックにかけて牽引します。
インプラントアンカーから牽引する方法がよく用いられます。
フックの高さを調節することにより歯の回転中心に対する角度が変わり、歯体移動、傾斜移動の移動形態を変えることができます。(回転中心に近い位置で牽引すると歯体移動になります。)