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名古屋の審美歯科

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診療案内
Diagnosis and treatment guide

審美歯科の治療とは

審美歯科(Esthetic Dentistry)とは「ただ綺麗な歯にする」ということではない、と考えます。 コンドウ歯科では、年齢・性別やライフフスタイル、フェイスライン、スマイルラインなどさまざまな審美要素を的確に把握し、それに対応した処置を提供いたします。
スマイルは口元の魅力的な審美要素の一つ
  • 前歯の色・形・光沢・質感が気になる方
  • 笑ったときに銀歯が見えてお困りの方
  • 今までかぶせた歯の大きさ・色・形を治したい方
  • 治したいけどあまり歯を削られたくない方
  • 美しい口元をご希望の方
など、審美的なニーズの高まり、さらにその質感への期待があります。また、形態美・色彩美・機能美の調和を図ることが大切です。
コンドウ歯科ではあなたに最善・最良の審美治療の方法を考え、ご提案させていただきます。

スマイルライン

◆ 審美の基準 1 ◆
スマイルラインとは、笑顔を作ったときに見える、
「上の前歯の先端を結んだライン」の事をいいます。

このラインが下唇の内側の乾いた部分と濡れた部分の境界線に沿っていると美しく見えます。
魅力的な口元を演出するラインです。
歯肉の露出度が大きいハイ・スマイルラインに近づくほど、歯肉の審美性も要求されるため、審美歯科治療の難易度が高くなります。
スマイルライン
smile line

ゴールデン プロポーション

◆ 審美の基準 2 ◆
様々な人の顔を計測し、人間の顔の理想的な比率を分析した究極のプロポーション(最も美しく見える比率)です。

これを「黄金分割」ゴールデンプロポーションといいます。

最も安定し、美しいといわれる長さの比率は0.618:1:1.618で(そもそも、黄金比は正五角形の1辺の長さと対角線の長さの比率です。) 古代ギリシャでの発見です。
これを応用して歯や歯列、顔とのバランスなどに当てはめて基準にしています。
大ピラミッドの底面積に対する側面積の比も黄金比です。
写真は、正面から見た際、前歯の調和のとれた幅の割合を示しています。
ゴールデン プロポーション
golden proportion
上顎中切歯唇側面形態の縦横比は、長径が1 に対して幅径が0.75 〜 0.8 となることが理想的です。
切縁の位置は、側切歯は中切歯よりも1~1.5mm根尖に位置します。
白銀比(大和比、シルバープロポーション)とは、1 : 1.414 の比率のことです。
古来より日本で多く使われており、法隆寺や用紙サイズ(A版、B版)などがこれに当てはまります。
日本人は、黄金比よりも白銀比の方が美しいと感じる人も多いようです。

Eライン

◆ 審美の基準 3 ◆
顔を横から見た時、鼻先端と顎(あご)を結んだ線をEライン(エステティックライン)と言います。プロフィール、横顔の美しさの指標となります。

一般的に美しい理想的な日本人の横顔は、Eラインの線上に上下の唇があるか、
やや内側に位置すると審美的に良いと言われています。歯並びが悪いとEラインにも影響が出てしまいます。
かぶせ物だけでは解決しない不正咬合のある場合には、審美的な矯正治療(審美ブラケット、インビザライン矯正など)で歯並びを整えます。
歯並びが気になる方▶ 詳しくはこちら
Eライン
aesthetic line

ガムライン

◆ ガムラインとは ◆
前歯の歯頸部(歯肉が歯と接触する部分)を結んだラインのことを言います。すなわち、歯茎の付け根を連ねた線のことです。
キレイな曲線スキャロップ状を描いて、左右対称 Symmetrical となっているのが最も理想的な形です。歯周病が進行すると直線的となりこのラインが崩れます。歯の縦横比が決まってくる大事なラインです。辺縁歯肉の形態は、アーチの最深部が歯の中央よりやや遠心に位置させます。もし、このガムラインが笑った時に見え過ぎてしまうと、「ガミースマイル」(上顎の歯茎が3mm以上見える状態)となってしまいます。歯の長さの改善には、歯冠長延長術などを行います。
ガムライン
gum line
歯肉レベルは1番(中切歯)、2番(側切歯)、3番(犬歯)で、ハイ、ロウ、ハイの位置になります。つまり側切歯の歯冠部が短く見えます。歯軸は1番から3番にかけて傾斜が強くなっていきます。切縁の位置は、側切歯は中切歯よりも1〜1.5mm程度根尖に位置しています。
総合的には、歯間乳頭や辺縁歯肉の位置や形態、歯根部位の隆起などに留意していきます。
ガムラインが揃うと、整ったイメージとなり、審美性の質の高さが増します。

コンドウ歯科のオールセラミックス

最近では、前歯部のみならず臼歯部においても審美性の高いセラミックインレーやクラウンなどによる歯冠修復の需要が高まっています。そのような中、自然で透明感がある、質の高いセラミックの歯を目指します。美しい口元は、きっとあなたの毎日の生活を豊かなものにしてくれるはずです。
▼ 人工歯の内面
歯の内面
▼ 人工歯を上から見たところ
歯を上から見たところ
コンドウ歯科のオールセラミックスとは、マイクロスコープを使って支台歯形成・精密印象(セラミックなどでは、個歯トレー、シリコン印象材を用いて行います)の後、CAD/CAM(三次元的にコンピュータにより歯にぴったりのかぶせ物を削りだす装置)により、ジルコニア(白い金属と言われている素材、「二酸化ジルコニウム」といセラミックの一種)からかぶせ物のベース(内面)を作ります。

そして、テクニシャンがその上に天然の歯そっくりにセラミックを盛り上げて色調、形態と噛み合わせを仕上げます。部分的なセラミックは、インレーという詰め物で修復します。試適の際には窩洞内の微細な汚染や仮封材の残存、形成面の荒れ、微妙ながたつき、マージンの適合度をマイクロスコープを使った拡大視野下でチェック、修正して仕上げます。

極めて綿密で、天然の歯と見分けがつかないほど審美的かつ機能的です。
オールセラミックスは、技術の結晶と言えます。
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上顎前歯部では、歯の色調・質感や形態、歯並び、歯肉の連続性や顔貌とのバランスなど、審美性に関する要因が QOL に大きく関与します。
症例 1
術前で虫歯、歯の変色、歯列不正が見られる
術前
→
オールセラミック装着後
オールセラミック装着後
術前(左写真)は、詰め物で繰り返し(再び虫歯が出来、詰め物が変色・脱落)治していました。咬み合わせも悪くなり、中心となる前歯の間に隙間ができて恥ずかしさのあまり、口元を隠すような状態になりました。歯質の削除量を抑えて、短時間で修復治療ができます。多数歯修復の場合、ワックスアップ(歯の形や歯並びを再現した鑞模型のこと)を行い、術後の歯のイメージ模型を製作して検討します。
コンポジットレジン(白いプラスチックの詰め物)は、着色や耐摩耗性の問題もあるので、セラミックスを使用しました。
オールセラミック クラウン(右写真)により、自然な口元になり、白くきれいな歯になりました。
この状態を保つにはプラークコントロールの徹底と破折・摩耗・脱落のリスクを減らすために定期的な咬合のチェックを行っていきます。
本来の笑顔が戻り、自信が持てるようになりました。
自費治療でオールセラミッククラウンは1歯110,000円です。
◆ ジルコニア修復物の進歩
ジルコニアは、酸化ジルコニウム(ZrO2)という高強度ファインセラミックで、白いセラミック製の包丁、宝飾品(模造ダイヤ)などに使われ、歯科では白く審美性に優れており、金属アレルギーへの配慮から、修復物として使われるようになりました。軟組織に対してより健康状態を保てることや、生体親和性が高いことが特徴です。天然歯のエナメル質と歯肉との間に存在するへミデスモゾーム結合(上皮付着)が、ジルコニアと歯肉との間でも起こると考えられています。

フルジルコニアクラウンは、複雑な色再現には制限がありますが、歯ぎしりや食いしばりの強い方、奥歯の咬み合わせが強い方等に向いています。また、金属アレルギーの方にもおススメです。曲げ強さ、弾性係数などが非常に高く、咬み合わせの負担の大きい奥歯にも適応可能です。鏡面研磨することにより、化学的耐久性だけでなく機械的耐久性が向上します。ただし、研磨が不十分な場合、対合歯の摩耗が著しくなるので注意が必要です。インレー、クラウン、ブリッジなど幅広い用途に使用できます。高い強度を有し、ロングスパンブリッジ、連結冠まで対応できます。光透過性あるため、透明感のある美しい歯を作ることができます。ただし、ジルコニアは、強度・耐久性が高いのですが審美性はセラミックに劣ります。
最近の審美的なフルジルコニア修復物は、曲げ強さが557〜1125MPaのバリエーションある幅を持っています。色調の異なるジルコニアを積層したジルコニアでありながら、高い透光性を有し、透明
感の必要な前歯クラウンやラミネートべニアの作製に適しているもの、色調のみならず透光性のグラデーションを持つもの、歯頚部では曲げ強度が高く切端では透光性が高くなっているものも登場しました。
切縁部から中央部、歯頸部へと透光性の高低をグラデーションで表現できるため、自然な透明感が生まれ、天然歯のような美しさを作り出せます。天然歯を悪くしないことが最も大切なのですが・・・

コンドウ歯科の審美歯科治療 詰め物

コンドウ歯科の詰め物は、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡治療)を使って行います。
より正確に、より自然に、より美しくて負担も軽減できます。
しかも、接着性の向上などで歯を削る量は最小限で済むため、麻酔も使わなくて済む事が多いです。
最近の接着性コンポジットレジン(CR、樹脂製の白い詰め物)はその審美性に加え、切削量を必要最小限にとどめて健全歯質を最大限に保存しうるという点で優れています。近年、CRは光重合型材料と呼ばれるものがほとんどで、LED照射により重合硬化させます。審美性(色調適合性、研磨性)に優れたフロアブルレジンが充実してきました。( フロアブルレジンは、粘稠性が低く設計されており、小窩裂溝部や歯頸部への充填操作性が向上しています。マトリックスと、ウェッジ(歯間部に挿入する楔状の器具、歯間分離の際に用いる)の挿入により隣接面への密着度を増して適合を良くします。 )
グレースフィルのバルクフローCR(ナノハイブリット一括充填用コンポジットレジン、株式会社ジーシー)は、窩洞底面を隙間なく充填できる流動性と咬頭形成を可能とする賦形性を併せ持ち、大型窩洞への一括充填が可能となりました。また重合収縮が小さく窩洞適合性が高いという特徴があります。
また、屈折率の異なる光拡散フィラー( 機械的強度の向上、耐磨耗性の向上、重合収縮の減少 )を配合することにより、光透過性・光拡散性のバランスを最適化し、より審美性の求められる症例にも対応できるものも登場しました。
症例 2
歯茎の虫歯治療 術前
術前
→
ハイブリットCR充填 術後
ハイブリットCR充填 術後
前歯の付け根の部分がむし歯になっていましたが、歯の清掃を徹底的に行って歯肉を整えてから、むし歯を治療して審美的にも綺麗になりました。材料は、ハイブリットのコンポジットレジン( 滑沢な面が持続し、低吸水で着色しにくい )です。
この材料は、ナノサイズの多角形フィラーを均一分散させてあり、強度と優れた耐摩耗性があります。
しかし過度の歯磨剤をつけて強く磨き続けると、さすがに摩耗してしまうので注意しましょう。
保険治療適応で1本1,000円程度かかります。(1回で完了)
■ エナメル・エッチングの必要性
セルフエッチングプライマー(エッチング+プライミング)が主流の現在、エナメル質へのリン酸エッチングは不要とする考え方もありますが、経時的変化で辺縁部に着色してくることを考えるとエナメル質の表面処理は接着に対してよい結果をもたらします。また、窩洞周囲の清掃を丁寧に行うことにより、接着強さを獲得できます。歯肉縁下に窩洞が及ぶ場合には、歯肉圧排をして浸出液のコントロールに努めることにより良好な結果が得られます。
ダイレクトボンディング用の審美修復レジン
グラディアダイレクトは、複数のシェード(全27色)により積層築盛するための光重合型審美修復用
コンポジットレジン(白い詰めもの)です。2500mwの高出力で1秒、3秒の照射が可能な
ハイパワー(照射時間の減少により負担が減ります)のLED光照射器で積層充填を行います。
積層充填は照射時に発生する熱の蓄積を軽減でき、異なるシェードを組み合わせて充填できるので色調・透明性に優れます。また、重合収縮を少なくできるため、ひずみが少ない精密な修復が可能です。
その中身はナノフィラー粒子で、それが凝縮して球状クラスターを形成しています。
ジルコニア、シリカなどを含有しているため、長期安定性、強度、重合収縮率に優れています。
天然歯の色合いは、光の反射率の高い象牙質と反射率が低く透明性のあるエナメル質、
ふたつの異なった性質が重なり合って作られています。
エイジングに合わせたエナメル質と象牙質のレイヤリングの組み合わせで
色調を合わせていきます。そうすることにより、天然歯のような自然観あふれる美しさの再現
を可能にしています。
ただし、コンポジットレジンは、セラミックや金属に比べて強度が劣るので大きな詰め物、咬み合わせの力がかかる部分への修復には向いていません。
・奥歯の白いつめ物は、質感、透明感に優れた「セラミックのインレー」と言う物で修復治療します。全体を覆うのではなく、部分的に詰めるものです。インレーは、マイクロスコープによる拡大視野下で、窩洞内の微細な凹凸、ガタつきなどを 修正して作成し、適合性の向上を図ります。
銀歯をセラミックにする
銀歯を白いセラミックのインレーに詰めなおしました。右写真の白い詰めものはe-max(イーマックス)というセラミックで、強度が高く、変色しない(経年的劣化が少ない)、一定の透明感があるために周囲の歯の色に溶け込みやすいという利点があります。
一方、歯ぎしりや食いしばりの強い人には不向きで、破折、摩耗、脱落のリスクが大きくなります。
審美的に優れているばかりではなく、金属アレルギーの心配もありません。
自費治療で1歯38,500円(小臼歯)〜49,500円(大臼歯)です。

歯のクリーニング PMTC

歯についた付着物(ステイン)、バイオフィルムも、短時間で無理なく綺麗になります。
 ※ バイオフィルムは細菌の塊で、細菌が分泌するバリアに守られて強力に付着しているため、
   歯ブラシではなかなか取り除くことができません(専用の機械でバイオフィルムを破壊する)。
   プラークもバイオフィルムのひとつです。
   つまり、バイオフィルムとプラークは同じものです。
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)というプロフェッショナル・クリーニングは、
歯科医院で専用の器具を用いて、すべての歯面から機械的にプラークを取り除くことです。
茶渋、食品の色素などのステインといった汚れ、タバコのヤニなどはPMTCで綺麗になります。
ホワイトニングの前処置としても、よく行われます。
但し、虫歯による着色や歯の亀裂に入り込んだ色素、歯の神経がダメージを受けて生じる歯の変色などは落とすことが出来ません。
自費治療で時間は60分程度かかり、費用は8,800円です。
■ ホワイトニグについて
ホワイトニングで使用される漂白剤には、オフィスホワイトニングの過酸化水素、ホームホワイトニングの過酸化尿素があります。また弱アルカリ性で漂白効果が高まります。これらの化学的に不安定な過酸化物からヒドロキシラジカル(活性酸素)が発生して、それがエナメル小柱間質内に存在する有機性着色物の長い分子鎖を化学的に破壊して小さな分子にすることで色を分解しているのです。この反応を促進させるために、光を当てる、温度を上げる、アルカリ性にする、金属触媒を添窩するなどでフリーラジカルを多く発生させています。
症例 3
クリーニング 術前
クリーニング 術前
→
PMTC 術後
プロのクリーニング PMTC 術後
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