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コンドウ歯科からの最新情報一覧

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2024 / 03 / 14
ホームホワイトニングは、自分専用のマウストレーを歯科医院で作成してホワイトニングジェルを使って、自宅で徐々に歯を白くしていく方法です。
事前に歯科医院で歯石や着色除去をしてもらい、使用する薬剤の効果が十分発揮できるようにしておきます。貴方がホワイトニングの適応であるかも見てもらいます。
ホームホワイトニングの手順 (薬剤塗布)
ティオンホームプラチナ(当院使用) の使い方
1. ブラッシング 効果的なホワイトニングのために、歯面のブラッシングを行います。
2. ホワイトニングジェルの注入 マウストレーへ1歯あたり米粒2つ分を目安に、ホワイトニングジェルを注入します。
3. マウストレーの装着 装着時にトレーからホワイトニングジェルがあふれ出た場合はすぐに拭き取って下さい。
 装着は1日1回、2時間以内として下さい。使用中に痛み等の異常を感じた場合は、直ちに使用を中止し、歯科医師にご相談して下さい。
4. ブラッシング&マウストレーの洗浄 ホワイトニング後は、ブラッシングで歯面に残ったジェルを落とし、マウストレーは歯ブラシ等で洗浄します。マウストレーの洗浄は、変形の恐れがあるため、温水では行わないで下さい。

2024 / 02 / 29
ヒーリングアバットメントとは、インプラント埋入後の治癒過程で、周囲の軟組織 (インプラントの歯茎になる部分) の形状を整えるために使うものです。
ヒールデザインEVはチタン合金で出来ており、1回法と2回法の両方の外科術式に使用可能です。
インプラント作成過程で使うヒーリングアバットメント
左側のラウンド形状は通常の一般的なケースで使用されます。
中央のトライアングルの形状は主に前歯部領域でのインプラント治癒用にデザインされており、切歯や犬歯の根断面形態を再現します。
右側の側面の高さは、歯肉の厚みに対応したアバットメントを使用します。

2024 / 02 / 16
歯周病による炎症が歯根の分岐部にまで及び、骨を溶かしていきます。
歯周病によって引き起こされた根分岐部病変
歯周病の多くは、細菌のバイオフィルム (プラーク) の蓄積によって引き起こされます。
これらの有害な細菌とその関連産物である歯石が歯面に蓄積しないように取り除くことがポイントです。
歯肉縁から進行した炎症により歯周ポケットが深くなっていき、根分岐部にまで及ぶと清掃が困難になります。
それは狭い入り口から中の見えない洞窟を手探りで清掃するようなものです。
分岐部が深くなるほど治療は困難になるため、歯周病予防が大切になります。

2024 / 02 / 01
八重歯は、犬歯の低位唇側転位という状態で、アゴのサイズが小さい、乳歯の早期喪失あるいは晩期残存、歯の萌出順序、犬歯の歯胚の位置などが原因します。
アングル2級2類とは、下顎歯列弓が上顎歯列弓に対し正常より遠心(後方)に咬合しているもので、正常な鼻呼吸が可能、上顎前歯が後退するものです。
八重歯でアングル2級2類
その他に、正中(上下の歯の真中のライン)のズレ、右側側切歯部のクロスバイト(咬み合わせが一部反対)、叢生(乱杭歯、ガタガタの歯並び)なども見られます。
治療は、歯列拡大、抜歯などによる歯の並ぶスペースの確保、空隙閉鎖、2級エラスティックなどを用いて行います。

2024 / 01 / 18
根管へスムーズにアクセスするには、Xゲーツと呼ばれるゲーツドリル、プロテーパーゴールド SXなどの器具を用います。
操作はブラッシングモーションで行います。
根管へのアクセス
模式図左側:緑の円内の張り出した象牙質を除去 模式図中央:ゲーツドリル 模式図右側:プロテーパーゴールドSX
エンド三角という根管口付近の張出した象牙質を、器具で除去することにより、ファイルが真っ直ぐに入るようになります。
このようなストレートラインアクセスの操作を行うと、根管の明示と、根尖方向への緻密な治療を可能にします。

2024 / 01 / 04
歯の小さな詰め物には、「コンポジットレジン」と呼ばれる歯の色調に近似する審美性に優れた材料を用います。
強度とツヤを得るために、シランカップリングという技法でレジンモノマーとナノフィラーという性質の違うものが混ぜ合わせてあります。
コンポジットレジンは審美的な充填物
写真左上のシリンジからは、ローフローのコンポジットレジンが排出されています。
審美性に優れた充填物の要件は、自然な色調で修復できる、低吸収性で着色しにくい、ツヤが維持できる、高い強度と優れた耐摩耗性があるなどです。

2023 / 12 / 21
インプラント周囲炎は、歯周病と同じ細菌感染症の一種で、歯面に付着したプラーク(歯垢)が原因で起こります。
インプラントの周囲粘膜で炎症が起こる「インプラント周囲粘膜炎」から炎症が歯肉から歯槽骨にまで広がった「インプラント周囲炎」へと進行していきます。
インプラント周囲炎は予防が大切
歯肉の腫れや出血、歯周ポケットの形成、インプラント埋入部分からの排膿、歯肉の退縮、インプラントのぐらつきへと症状が進み、放っておくと徐々に動揺度が高くなり抜けてしまいます。
予防は、歯磨きによるプラークコントロールの徹底、残存歯の歯周病治療と管理、全身疾病の管理(糖尿病や骨粗鬆症などのコントロール)が大切で、喫煙などの生活習慣を見直しましょう。