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コンドウ歯科からの最新情報一覧

コンドウ歯科からの最新情報一覧

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2024 / 07 / 25
インプラントを埋入する際には、CT画像なども用いて位置・方向・深さなどを三次元的に解析します。
骨量、骨質、さらに神経管や上顎洞などとの位置関係も十分把握しておきます。
埋入するフィクスチャーの太さや長さやタイプを決定します。
インプラントを埋入する際の解析
分析ソフトの画面です。回転、拡大・縮小、その位置での骨質も把握できます。インプラント同士や天然歯との距離を測り、血液供給が妨げられないように配慮します。

2024 / 07 / 04
STP(サポーティブペリオドンタルセラピー)とは、歯周病安定期治療のことで、歯周病治療によって病状安定となった歯周組織を維持するために行う定期的な治療です。
歯周病安定期治療STP
内容としては、歯周組織の状態を見ながら歯科医師による咬合調整や、歯科衛生士によるポケット内洗浄・スケーリング・ルートプレーニングを行います。さらに,症状の変化と必要に応じて、局所薬物配送システムを使用した抗菌療法、歯周外科治療、暫間固定なども行います。

2024 / 06 / 20

上下顎前突症(じょうげがくぜんとつしょう)とは、上下の前歯、もしくは上下のアゴが飛び出ている状態です。
一般的には、「口ゴボ」と呼ばれています。
口元の突出よる審美的あるいは心理的影響が懸念されます。
口唇を閉じるのが難しくドライマウスになりやすいため、口臭や歯周病のリスクが高くなります。
上下顎前突症の矯正歯科治療
本ケースでは、上下左右の第一小臼歯抜歯、クラスⅡエラスティック、TADsなどを行い、口元の突出を改善していきます。

2024 / 06 / 06
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡治療)を根管治療に使うメリットは、精密な診査診断治療ができることです。
根管は複雑な形態をしており、肉眼では見えないほど小さな患部でも拡大して確認でき、より精度の高い根管治療が行えます。 
結果、歯の寿命を延ばすことに貢献します。
マイクロスコープを使った根管治療
根管の汚染部や神経の取り残しの防止ができ、再治療のリスクを軽減できます。
根管壁のヒビなども見逃さず確認出来、診断の手助けになります。

2024 / 05 / 23
平成26年に保険導入されハイブリッドレジンブロックを歯科用CAD/CAMにより設計デザインし、製作される修復物のことです。
CAD/CAM(キャドカム)は、Computer aided design/Computer aided manufactureの略です。コンピューター上で模型をスキャンし、歯の形状をデザインし、その後、専用の装置でハイブリッドレジンのブロックから削り出して被せ物を作製します。
CAD/CAM冠用ハイブリッドレジンブロック
メリット
・金属色でない白い歯なので目立たない。
・保険適用されるので費用が抑えられる。
・金属のように硬くないので、かみ合う歯に対して負担がかからない。
・金属アレルギーの心配がない。
デメリット
・透明感がなく、再現できる色調が単色である。
・保険のCAD/CAM冠は強度が高くないため、銀歯やセラミックに比べて厚みが必要で歯質の削除量が多くなる。
・プラスチックが含まれる素材なので経年劣化と共に変色する。
・割れやすく、ゆがみを生じやすいため脱落しやすい。
・プラスチックの性質上、傷がつきやすくプラークが付きやすい。

2024 / 05 / 09
フラップレスインプラントとは、歯茎を切開することなく、歯茎に最小限の穴を開けてインプラントを埋める治療法です。
切開しないため、歯茎を歯槽骨から剥がす必要はなく、縫合の必要もありません。
CTとインプラント埋入シミュレーションソフトで作成したサージガイドを使用して行います。
身体に与えるダメージを最小限にできる治療法ですが、歯槽骨を目視することが出来ないため、治療の難易度が高くなります。
フラップレス手術で用いるサージガイド
メリットは、体へのダメージが少ない、出血・腫れ・痛みを最小限に抑えられる、切開・剥離・縫合がないので手術時間が短くなるなどです。
デメリットは、骨量が不十分だとフラップレス手術が適応できない、インプラントを埋め入れる深さや方向がわかりにくい、技術力が求められるなどです。

2024 / 04 / 25
咬合性外傷とは咬合力により生じる深部歯周組織(セメント質、歯根膜、歯槽骨)の傷害のことです。
健全な歯周組織に過度な咬合力が加わり生じる一次性咬合性外傷と、歯周炎による組織破壊の結果、支持歯槽骨が減少して生じる二次性咬合性外傷に分けられます。
咬合性外傷が認められる歯において動揺度が1 度以上あり、かつエックス線所見で歯根膜腔の拡大、骨吸収が認められる歯については、咬合性外傷と診断します。その他の所見は、①過度の咬耗、②歯の病的移動、③歯の破折、エックス線所見での④歯槽硬線の消失・肥厚、⑤歯根吸収を伴うことがあるなどです。
咬合性外傷とは(垂直性骨吸収)
レントゲン像の丸部では歯槽硬線の消失、歯根膜腔の拡大、垂直性骨吸収、矢印部では歯の病的移動が認められます。