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コンドウ歯科からの最新情報一覧

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2024 / 09 / 28
インプラントや小手術においては、滅菌のレベルは治療結果に大きく影響するため、クラスBオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を使用します。
ヨーロッパ規格EN13060ではクラスB、クラスS、及びクラスNという3種類の滅菌サイクルのクラスがあります。
その中で唯一クラスBサイクルだけが全ての形状の被滅菌物(固形、中空物、多孔体、一重包装、二重包装)を滅菌できるとされています。
クラスBオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)
プレポストバキューム方式は真空引きによって、強制的にチャンバー内の空気除去を行うオートクレーブであり、多孔質物や内腔物内の空気も除去し、蒸気を隅々まで行き渡らせることができる高性能なオートクレーブです。
インプラントに用いる器具は中空や複雑な形状で、滅菌パックを用いることが多いためクラスBのオートクレーブが有用です。

2024 / 07 / 25
インプラントを埋入する際には、CT画像なども用いて位置・方向・深さなどを三次元的に解析します。
骨量、骨質、さらに神経管や上顎洞などとの位置関係も十分把握しておきます。
埋入するフィクスチャーの太さや長さやタイプを決定します。
インプラントを埋入する際の解析
分析ソフトの画面です。回転、拡大・縮小、その位置での骨質も把握できます。インプラント同士や天然歯との距離を測り、血液供給が妨げられないように配慮します。

2024 / 05 / 09
フラップレスインプラントとは、歯茎を切開することなく、歯茎に最小限の穴を開けてインプラントを埋める治療法です。
切開しないため、歯茎を歯槽骨から剥がす必要はなく、縫合の必要もありません。
CTとインプラント埋入シミュレーションソフトで作成したサージガイドを使用して行います。
身体に与えるダメージを最小限にできる治療法ですが、歯槽骨を目視することが出来ないため、治療の難易度が高くなります。
フラップレス手術で用いるサージガイド
メリットは、体へのダメージが少ない、出血・腫れ・痛みを最小限に抑えられる、切開・剥離・縫合がないので手術時間が短くなるなどです。
デメリットは、骨量が不十分だとフラップレス手術が適応できない、インプラントを埋め入れる深さや方向がわかりにくい、技術力が求められるなどです。

2024 / 02 / 29
ヒーリングアバットメントとは、インプラント埋入後の治癒過程で、周囲の軟組織 (インプラントの歯茎になる部分) の形状を整えるために使うものです。
ヒールデザインEVはチタン合金で出来ており、1回法と2回法の両方の外科術式に使用可能です。
インプラント作成過程で使うヒーリングアバットメント
左側のラウンド形状は通常の一般的なケースで使用されます。
中央のトライアングルの形状は主に前歯部領域でのインプラント治癒用にデザインされており、切歯や犬歯の根断面形態を再現します。
右側の側面の高さは、歯肉の厚みに対応したアバットメントを使用します。

2023 / 12 / 21
インプラント周囲炎は、歯周病と同じ細菌感染症の一種で、歯面に付着したプラーク(歯垢)が原因で起こります。
インプラントの周囲粘膜で炎症が起こる「インプラント周囲粘膜炎」から炎症が歯肉から歯槽骨にまで広がった「インプラント周囲炎」へと進行していきます。
インプラント周囲炎は予防が大切
歯肉の腫れや出血、歯周ポケットの形成、インプラント埋入部分からの排膿、歯肉の退縮、インプラントのぐらつきへと症状が進み、放っておくと徐々に動揺度が高くなり抜けてしまいます。
予防は、歯磨きによるプラークコントロールの徹底、残存歯の歯周病治療と管理、全身疾病の管理(糖尿病や骨粗鬆症などのコントロール)が大切で、喫煙などの生活習慣を見直しましょう。

2023 / 10 / 12
1型糖尿病(免疫力が低下)、免疫不全、アゴに放射線治療を受けている、血液疾患(白血病、血友病)、チタンアレルギー(インプラント体は主にチタンが使用)は絶対的禁忌とされて、インプラントが出来ません。
インプラン治療には不向きな人がいる
インプラント治療に向かない人としては、
局所的に問題がある方
・アゴの骨が極端に吸収されている。
・プラークコントロールがされていない。
・歯ぎしり、食いしばりが強い。
全身的に問題がある方
・外科の手術に耐えられない。
・Ⅱ型糖尿病
・ヘビースモーカー

アゴの発育途中の未成年者、妊婦にはインプラント治療は行わないこととされています。

2023 / 08 / 03
メリットは、自分の歯のようにしっかりと噛める、審美的で見た目がキレイ、取り外す面倒がない、周りの健康な歯を傷めない、よく話せるなどです。
デメリットは、治療費が高額 (保険適用外)、手術が必要である、治療期間が長い、治療制限(コントロールされていない糖尿病、高血圧などは適応外)がある、治療後にメインテナンスが必要、お手入れ次第で感染することがあるなどです。
オッセオスピードEV インプラント
当院使用のオッセオスピードEV インプラント (デンツプライ社製) です。