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コンドウ歯科からの最新情報一覧

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2024 / 02 / 29
ヒーリングアバットメントとは、インプラント埋入後の治癒過程で、周囲の軟組織 (インプラントの歯茎になる部分) の形状を整えるために使うものです。
ヒールデザインEVはチタン合金で出来ており、1回法と2回法の両方の外科術式に使用可能です。
インプラント作成過程で使うヒーリングアバットメント
左側のラウンド形状は通常の一般的なケースで使用されます。
中央のトライアングルの形状は主に前歯部領域でのインプラント治癒用にデザインされており、切歯や犬歯の根断面形態を再現します。
右側の側面の高さは、歯肉の厚みに対応したアバットメントを使用します。

2023 / 12 / 21
インプラント周囲炎は、歯周病と同じ細菌感染症の一種で、歯面に付着したプラーク(歯垢)が原因で起こります。
インプラントの周囲粘膜で炎症が起こる「インプラント周囲粘膜炎」から炎症が歯肉から歯槽骨にまで広がった「インプラント周囲炎」へと進行していきます。
インプラント周囲炎は予防が大切
歯肉の腫れや出血、歯周ポケットの形成、インプラント埋入部分からの排膿、歯肉の退縮、インプラントのぐらつきへと症状が進み、放っておくと徐々に動揺度が高くなり抜けてしまいます。
予防は、歯磨きによるプラークコントロールの徹底、残存歯の歯周病治療と管理、全身疾病の管理(糖尿病や骨粗鬆症などのコントロール)が大切で、喫煙などの生活習慣を見直しましょう。

2023 / 10 / 12
1型糖尿病(免疫力が低下)、免疫不全、アゴに放射線治療を受けている、血液疾患(白血病、血友病)、チタンアレルギー(インプラント体は主にチタンが使用)は絶対的禁忌とされて、インプラントが出来ません。
インプラン治療には不向きな人がいる
インプラント治療に向かない人としては、
局所的に問題がある方
・アゴの骨が極端に吸収されている。
・プラークコントロールがされていない。
・歯ぎしり、食いしばりが強い。
全身的に問題がある方
・外科の手術に耐えられない。
・Ⅱ型糖尿病
・ヘビースモーカー

アゴの発育途中の未成年者、妊婦にはインプラント治療は行わないこととされています。

2023 / 08 / 03
メリットは、自分の歯のようにしっかりと噛める、審美的で見た目がキレイ、取り外す面倒がない、周りの健康な歯を傷めない、よく話せるなどです。
デメリットは、治療費が高額 (保険適用外)、手術が必要である、治療期間が長い、治療制限(コントロールされていない糖尿病、高血圧などは適応外)がある、治療後にメインテナンスが必要、お手入れ次第で感染することがあるなどです。
オッセオスピードEV インプラント
当院使用のオッセオスピードEV インプラント (デンツプライ社製) です。

2023 / 05 / 25
口腔インプラント治療は歯を失った際に質の高い口腔機能を回復する有力な手段となります。
材質は、生体親和性があり、靱性が大きい(壊れにくい)ことから、チタンやジルコニアなどが用いられています。
インプラントに求められる要件
長期的な機能と自然な審美性の維持のためには、インプラント周囲骨の維持が大事になります。

2023 / 03 / 16
当院で使用しているアストラテック インプラントEV システムについてお話しします。
アストラテック インプラントEVシステムの形状
歯冠側に近い部分(写真上部)の形状は、ストレートS(一番左)とコニカルC(左から2番目)があります。
左から3番目は、プロファイル型の形状をしており、アゴの骨の傾斜が見られる場合に用い、形状は、ストレートとコニカルの2種類があります。
一番右側は、ショートインプラントで神経管までの距離がない、骨の高さの確保が難しいような場合に用います。

2023 / 01 / 05
インプラントを埋入する際、骨の幅や高さが足りない場合があります。
その量が大きい場合には、骨補填をして骨の量を確保します。
わずかな量、骨が不足する場合には、インプラント埋入と同時に補います。
インプラント埋入時の骨補填
写真は、インプラントの頬側部(表側)のネジが露出しているところに骨を補填しました。