歯のサイズが合わない場合の矯正治療
2021 / 12 / 23
上下の歯牙の幅の比率が一致しない(トゥースサイズディスクレパンシー)場合には、
幅の広い方の歯牙をIPR(歯の幅を支障のない範囲で薄く削る)で狭めるか、狭い方の歯牙を修復して広げる必要があります。
トゥースサイズディスクレパンシーが大きすぎる場合には、抜歯(下の歯の幅が広ければ下顎切歯を1本抜歯することなど)も検討します。

写真Aは、上顎側切歯(上の前から2番目の歯)の幅が狭すぎ、写真Bは広いケースです。
他の部位にも問題がありますが、Aでは矯正治療後、幅の狭い側切歯にかぶせ物をします。
Bでは歯列拡大やIPR、過蓋咬合改善などを行います。
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