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歯肉移植CTGの活用

2022 / 03 / 31

歯周病や根尖病変などで残念ながら抜歯となった場合、欠損となった部分の歯周組織の喪失が大きくなります。
隣の歯と連続してかぶせるブリッジなどで修復できるのですが、喪失した歯周組織のくぼみにブラシがうまく到達できず、食べかすやプラークがたまり、取り除くのが困難となります。
前歯だと欠損部に入れた歯が長くなったり、豊隆が不自然になり審美的にも不良になります。
歯肉移植CTG
写真は、水平的にも垂直的にも欠損部の歯周組織が失われています。
そこでCTG (結合組織移植術) という歯肉の移植を行い、問題を解決します。不足した歯周組織を補うために、口蓋(上アゴの奥の裏側)から歯肉を移植します。